2023剪定と摘花終了、そして、無農薬・無肥料リンゴ!?

ブルーベリー栽培

2023年のGWです。出稼ぎ中の身としては、唯一秋田にまとまって帰れるこの時期を逃して、ブルーベリー関係作業のチャンスはありません。4月28日東京発夜行バスに乗ってはるばる秋田まで舞い戻ってきました。(^^)

前半でただ一日晴れのチャンスであった4月29日土曜日は自宅の屋根ペンキ塗りに追われましたが、雨予報の4月30日から5月2日にかけては、ばっちりブルーベリー栽培に時間をかけるつもりで参りました。4月30日日曜日は、農園にはびこる偽アカシアの若木を片っ端からぶった切り、そして、5月1日月曜日は、現状約100株ほどあるブルーベリーの剪定・摘花と相成りました。

いつものことですが、摘花を先にやると膨大な量の花芽を摘まなければなりません。ですので、先ずは剪定です。同心円状に枝が外に向かって伸びる理想的な配置を念頭に、剪定ばさみで枝を切る、切る、切る。(^^)

凡そ100株に対してかかった時間は約2時間ほどでした。いつもに比べてかなり早い。「なぜなんだろう」と考えておりましたが、思い当たる節があります。そう、青虫・毛虫がいない。一昨年までなら一株に20匹はいた害虫の大群が、今回は100株全体で見つけたのは青虫1匹、小さいミノムシ2匹のみ。ほぼ完全に選定作業のみに注力できたのです。これは作業効率で考えても大きいです。害虫を捕って踏みつぶしたりしながら作業を進めるか、はたまた、剪定に意識を集中してどんどん鋏を入れていくか。

皆さんならどちらが良いですか?

昨年に引き続いて2年間の害虫無し。これはもうニールオイルの効果を認めるしかないかなと心の底から感じるようになってきました。ただ、科学的に証明するのはとても難しいので、

「あくまでも私個人としては効果があると思っている」

ということでご理解くださいませ。(^^)

さて驚いたことがもう一つ。

たぶん10年くらい前なのですが、無農薬リンゴに憧れて、紅玉と王林の苗を植えてみたことがあります。しかし、山林に住んでいたと思われるカモシカに食べられてしまい、枯れてしまった…そう思っていたのですが、なんと!

一株だけリンゴの木が生きておりました。ここ7、8年全く記憶から欠如していたので、もう完全に無農薬・無肥料栽培です。有名な木村さんのように薄めた酢を散布することすらしておりません。にも拘らず、元気に育っており、少しですが花も咲いております。

リンゴは一品種だけだと結実しないので当面実が成ることはありませんが、こうなると無農薬・無肥料リンゴに再度チャレンジしたくなってしまいます。(^^;

結実させるためには同じ時期に開花する品種を選ぶ必要があり、その意味では紅玉と王林のコンビネーションは結構良い相性です。苗を手に入れてもう一度定植してみるか、じっくり考えてみることに致します。一つ困ったことに、生き残った品種が紅玉なのか王林なのか、どちらなのかさっぱりわかりません。花や葉っぱの形、樹皮の様子からどちらの品種かわかれば、もう一方の品種だけ手配すれば良いのですが、リンゴ栽培農家での手伝いを離れてから10年間が過ぎていますから、見分けがつきません(^^;

困ったな。

まあ、2種類とも苗を用意すれば良いので、難しく考えるのは止めましょう。紅玉と王林は実の色が違うので、上手く結実すれば秋には品種が確定できますからね。まあ結実も更に10年後くらいになるかもしれませんが、今から楽しみに待つことにしましょう。(^^)

尚、定植して10年ほどの割りに樹高はせいぜい3mと低く、幹回りの太さもせいぜい5年生位と、やはり生育はゆっくりとしたものです。花芽も商売にはとてもならない少なさ。ですが、結構元気に育っていて、将来が楽しみです。(^^)

そんなわけで、今年の秋にはリンゴ苗定植と剪定のために再度秋田に来ることになりそうです。それはそれで今から楽しみです。(^^)

ではまた(^^)/

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